印象(インプレッション)を操作できる者が勝利する

初デート。こんなにも幸福で、こんなにも恐怖あるイベントは他に存在するだろうか?

あなたは初デートの内容を計画する。まずは待ち合わせてデートのお礼の言葉を述べる。映画や絵画鑑賞などのイベントを挟み、昼食を取る。食事から得たリラックスで距離感を縮め、散歩やショッピングで更に自然なアピールをしていく。そして夕食にはお酒という武器も使い、相手の真意を探りつつ、こちらをより知ってもらう。このような流れだろう。初デートでこれ以上を望むのは無謀なのでやめておこう。さて、計画欲が旺盛なあなたは初デートにどんな用意をしていこうと考えるか?ここでは女性が、デート中の男性から受け取る「印象」にスポットを当てて考察しようと思う。

まずは【服装】。最先端や格好良さよりも小奇麗さを重視したい。服装の方向性はあなたが決める印象であるから「誠実な格好」で行くか「ワイルド」にキメるか等はお任せするが、ワイルドの場合「粗暴」「大雑把」「小汚い」という印象を与える事もあるので初デート時には注意したい。

次は【デート場所】【イベント選択】。これについては前もって女性へのリサーチと打ち合わせは必須だが、できるだけ女性優先で決定すべきだろう。これは女性に「私を気遣ってくれている」という印象を与える為である。間違っても自分優先にしてはいけない。相手が「決めて欲しい」と言って来ても考え方は一緒。出来る限り相手の居心地を優先した方が良い。

では【会話】。どんな印象を女性に持ってもらいたいにせよ、「この人は話を聞いてくれない」「理解しようとしない人」を感じさせたら終わりだ。まずは相手の話を穏やかに聞いてあげる事。否定せず、相槌を打つ事で落ち着きを感じてもらう。その相手の落ち着きが伝わってきてから、ようやくこちらの話を切り出すくらいで丁度いい。でもこちらの分量は少なめ。そして相手に詳細な内容を理解させるのではない、良き「印象」を持ってもらう為の話をしたい。「何をしている」「何が好きだ」というよりも「こう感じるからコレが好き」というような「あなたの普段」や「何をどう好む」というものが匂う「あなたならではの印象」の話だといいかもしれない。間違っても専門的な事や批判的な考えは口にしない事。それは小さな男の印象しか生み出さない。

そして【表情】。険しい顔は必要ないし、気遣おうとしすぎて監視するような視線も頂けない。小さな事に動じない、キモが据わっている事、話をちゃんと聞いているからこそ生まれるさりげない笑顔などが「安心」や「信頼」の印象に繋がる。これは普段から自分がどのような表情を浮かべて会話しているか、鏡などでチェックした方がいい。素晴らしい会話技術があっても、軽薄な笑みや厳つい表情はマイナス印象にしかならない。

最後に、どのタイミングでも必要な【気遣い】。一緒に歩いている時や会話中でもこの事は忘れてはいけない。話に夢中になりすぎて彼女が歩行者や自転車にぶつかったりするなど愚の骨頂。まずは相手の身の危険に気を配る。次に女性が行動する前に率先して取ってあげる英国紳士な行動。更には女性が言いだせない、トイレやデートでの疲労への配慮。上記をスマートにできる男性はやはりモテるし、好印象を感じさせる。「何を用意したら成就するか?」を初デートでは考えがちだが、用意など一割も機能しないもの。必要なのは「印象をハンドリングする能力」だけだ。

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